偶然出会った富士山山開き。五合目で感じた特別な一日

バイク・アウトドア

「いつか富士山に登りたい。」

そう思い続けて何年経っただろう。

登山を始めて3年。

高尾山を中心にいろいろな山を歩いてきたけれど、日本一の山だけは、なぜか「いつか」という言葉のまま止まっていた。

そんな中、7月3日から富士スバルラインがマイカー規制に入ることを知り、「今しかない」と思い立ってツーリングへ出発した。

往復200kmを超える、自分にとって過去最長のツーリングだ。

目指すは富士山五合目

標高が上がるにつれて空気はひんやり。

途中からは雲の中を走るような景色になり、「さすが富士山だな」と感じながら五合目へ到着した。

平日にもかかわらず駐車場周辺は多くの人で賑わっていた。

「さすが人気の観光地だな。」

そんなことを考えていた、その時だった。

突然鳴り響いた花火

「ドーン!」

突然、空砲のような花火が鳴り響いた。

「何かイベントでもあるのかな?」

そう思って人の流れについて行くと、小御嶽神社の前にたくさんの人が集まっていた。

神主さん、山伏姿の方々、そして天狗の面を付けた人たち。

テレビ局らしきカメラも並んでいる。

そこで初めて気付いた。

今日は富士山の山開きだった。

偶然とはいえ、この日に五合目へ来られたのは、とても貴重な経験だったと思う。

富士山は「登る山」でもあり、「祈る山」でもある

神事が始まると、多くの登山者や観光客が静かに見守っていた。

普段は「日本一高い山」というイメージばかりだったけれど、この日は違った。

富士山は昔から信仰の対象であり、多くの人が祈りを捧げながら登ってきた山なんだと、改めて感じた。

神事の厳かな雰囲気を見ていると、「観光地」ではなく「特別な山」なんだということが伝わってきた。

いつか、自分も山頂へ

山開き初日ということもあり、登山装備を身に付けた人たちが次々と出発していく。

その姿を見ながら、

「いつか自分もこの道を歩いてみたい。」

そんな気持ちが自然と湧いてきた。

最近は筋トレも続けていて、体力づくりも少しずつ進んでいる。

今回のツーリングは五合目までだったけれど、「富士山に登る」という目標が、少しだけ現実に近づいた気がする。

あとがき

今回はマイカー規制前というタイミングで思い切って出掛けたツーリングだった。

結果として、偶然にも山開きという特別な日に立ち会うことができた。

こういう偶然の出会いも旅の魅力なんだろう。

往復200kmを超えるロングツーリングも無事に走り切り、心地よい疲労感と達成感を味わうことができた。

次に富士山を訪れるときは、きっとライダーではなく、一人の登山者として山頂を目指しているかもしれない。

その日を楽しみに、また少しずつ体力づくりを続けていこうと思う。

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