【続編】制度改正に備えて、僕は“固定費”から見直すことにしたー 投資の原資は、生活の中に眠っている ー

人生の考え方

前回、確定拠出年金の上限見直しについて、自分なりに整理してみた。
制度は追い風かもしれない。
ただ、焦って増額するのではなく、人生設計の中で判断したい。

そう書いたあと、ふと一つの現実的な問題に気づいた。

「もし掛金を増やすとして、そのお金はどこから出すのか?」

収入を急に増やすのは難しい。
だから僕は、まず生活の中の固定費を静かに見直すことにした。

10年以上続けていた“なんとなくの固定費”

今回見直したのは、長年続けていた健康系の支出だ。
きっかけは、昔、健康診断の数値が少し気になったことだった。

当時は「体に良さそうだし、続けておこう」と思い、
気づけば10年以上、当たり前のように継続していた。

やめる理由もなければ、
強い実感があるわけでもない。

いわゆる「なんとなく続いている固定費」だったのだと思う。

数値を変えたのは、サプリではなく生活習慣だった

冷静に振り返ると、
健康診断の数値が改善したタイミングは、
支出を続けていた時期ではなかった。

体重を落とし、生活習慣を整えた後の方が、
むしろ数値は明らかに良かった。

筋トレを始め、体重も83kgから73kgへ。
日々の習慣が変わると、体調の安定感も違ってくる。

この経験から、僕の中で一つの考えが固まった。
本質を変えるのは、習慣であって、安心感ではないのかもしれない、と。

固定費はサブスクだけではない

サブスクというと動画やアプリを思い浮かべがちだが、
長く続けている小さな支出も、立派な固定費だ。

月に数千円でも、
年間にすれば数万円。
それが10年続けば、決して小さな金額ではない。

しかも怖いのは、
生活に溶け込んでいるため、
見直すきっかけがほとんどないことだ。

やめるのではなく、“役割を終えた”と考える

今回、その支出を一度止めてみることにした。
長年お世話になったものでもあるし、
否定するつもりはまったくない。

ただ、今の自分の生活には、
すでに筋トレや体重管理という習慣がある。

役割が少し変わった。
それだけのことだと思っている。

実際、やめてみても体調に大きな変化はない。
むしろ「なんとなくの安心」に頼らなくなった分、
生活そのものを整える意識が強くなった気がする。

浮いたお金は“使う”のではなく“移す”

ここで大事なのは、節約そのものではない。

浮いたお金を生活費に戻してしまえば、
結局は何も変わらない。

だから僕は、この見直しで浮いた分を、
4月以降の制度改正に備えた投資原資として
そのまま確定拠出年金の増額に回すことを考えている。

生活水準は変えない。
支出の行き先だけを変える。

いわば「消費から未来へのスライド」だ。

制度改正は、準備していた人の味方になる

制度が変わったとき、
慌てて資金を捻出するのは意外と難しい。

だからこそ今のうちに、
生活の中にある“静かな固定費”を一つずつ見直し、
投資に回せる余力を作っておく。

派手な節約ではない。
我慢もしていない。

ただ、惰性をやめただけだ。

焦らず、でも着実に

確定拠出年金は60歳まで引き出せない。
だからこそ、増額するなら無理のない原資で続けたい。

今回の見直しは、
制度に振り回されるのではなく、
自分の生活の中から静かに準備を進める作業だったのかもしれない。

大きく稼ぐことよりも、
無駄を減らして未来に回すこと。

こうした小さな積み重ねが、
10年後の安心につながるのだと、
いまは静かに感じている。

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